今日紹介するのは、あの宇宙最強種族であるヘブンズドア星人の一人、アイラ・ヘイスカリ先輩なのだ。
ガクガク。ぶるぶる。この人を紹介するのはちょっと気が引けるのだ。
とにかく、いつも通りに説明を始めるのだ。
アイラ先輩は常に物事を論理的に捉えながら動いている人。よく言えば真面目で、悪い言い方をするならとにかく堅苦しい人物である。
物怖じしない性格で、自分が思っていることをビシバシと積極的に言うことも。
学園の風紀にも厳しく取り締まる方で、少しでも規則を破った者には得意の超能力でおしおきされてしまうのだ!
…実は、ワレワレも何度かアイラ先輩からおしおきを受けてしまったことがあったり。てへっ。
そんな先輩の故郷であるヘブンズドア領域についてである。
宇宙のどこかにそのエリアが存在しており、あそこに飲み込まれた物質は遠くのエリアへ突如飛ばされてしまうのだ。
逆に、どこかから物質が転送されてくることも多いという。まるで異世界に通じる扉のようなのだ。
領域の核であるヘブンズドア星には7人の宇宙人、別名『七賢』と呼ばれる生命体が住んでいるのだ。
アイラ先輩はその中の一人らしいが、他の6人はどんな方なのだろうか?
こわいねー。ぷるぷるしちゃうねー。
最後に、彼女の性格である『意識高いクール』について。
冷静でクールだが、どこか冷めた感じを受けるのでぱっと親しみづらい印象を受けるのだ。
また『男という生き物が興味深い』という理由で、他の女の子とは違った視点で異性に関心を持っているのも特徴。
この性格の人と話す際、うっかり機嫌を損ねないよう気をつけた方がいいのだ。
…ところでこれは噂だが、ワレワレよりもアイラ先輩の方が委員長に相応しいんじゃないか?という声があるらしい。
実を言うと、ワレワレもアイラ先輩に委員長をやってみないかと頼んだことがある。
しかし先輩は『責任を一人で背負うのは嫌い』という理由でキッパリと断ってしまったのだ。
世の中うまくできてますな(何が?)。