今回紹介する宇宙人ちゃんは、グランネスト星人のエルザ・アンテス。
どうやら彼女は人間ではなく機械で出来ているらしいのだ。
うーん、そうなると彼女は宇宙『人』と呼んでいいのだろうか?どうでもいいか。
エルザはとある屋敷で働いているメイドロボ。とある理由でゴミ捨て場に破棄されていたらしく、それを屋敷の主が拾って改修したそうなのだ。
現在はそこの屋敷で働きながら、同時に人間らしさを学ばせるために学園生活を送っている。
授業に関しては問題ない(むしろ成績は優秀な方)のだが、感情表現が乏しいせいで周りに上手く馴染むことが出来ない。ただ本人はそれについて気にしてはいない模様。
(屋敷の主人曰く、これでも拾ってきた当初に比べれば感情が豊かになっているらしいが…)
趣味は料理と掃除、そしてピアノを弾くこと。
彼女の作ったクッキーはとても美味しいと評判で、ワレワレも何度か食べたことがあるのだ。
うーん、これを書いてたらまたクッキーが食べたくなってきたのだ。今度頼んでみようかしら。
次にグランネスト星について解説。
この惑星はかつて機械産業で栄えていたが、深刻な環境汚染によって全住民が星間移住を余儀なくされたらしいのだ。
そんな廃墟と化した惑星に唯一残されたのが、彼らの残した機械である現在のグランネスト星人。現グランネスト星人は独自の文明を築き上げながら、今も帰らぬご主人を待ち続けているそうな…。
うーん、忠犬ハチ公を彷彿とさせる話で切ない。それにワレワレの住んでる星も環境汚染が進んでいるから、他人事とは思えないのだ…。
エルザの性格は『無感情』。会話は殆ど一言で終了、表情もあまり変わらないというひじょーに付き合いがめんどくさそうな子なのだ。
ただそう言ったところが男心をくすぐるらしく、一昔前はこんな性格のヒロインが流行っていたらしいのだ。
最近はあまり見かけなくなったそうだが…。
余談だが、メテオスが発売された当時*1はメイドカフェの知名度が上がり始めていた年。
そのこともあってか、グランネストの擬人化は高確率でメイドさんになっていたのだ。
いわゆる時事ネタという奴ですな。
『萌え』の定番だったメイドさんも、世間ではすっかり懐かしのコンテンツとして扱われているようでちょっと寂しいのだ。
…えっ?そもそも『萌え』という単語自体が古い?HAHAHA、そんな冗談はよしてくれよお前さん。
*1:2005年